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2008年 02月 01日
以前、弟夫婦が日本に遊びにきた時、義妹が「この布が一番喜びそうな人に持っていて欲しいわ。」と言って差し出したのが、あずき色をした2メートルくらいの細長い絹の布だった。布の縁には花模様が連続し、中央には古典的なペルシャ模様が一列に並んでいる。それにしても見れば見るほど正確で細かな刺繍。「こんな手仕事見た事ない。」と驚くと「私のおばあさんが結婚した時に持って来たものよ。」と、彼女は言った。 新婦の母か、おばあさんが作ったのか、さらにはもっと昔から、代々伝わるものなのかもしれない。いずれにしても卓越した技術と、渋い配色とデザインが、僕には作り手が年配の女性だったように思える。 今の生活の中では、ここまで緻密に手をかけたものが回りにないから、この布が置かれているだけで、部屋の空気までもが濃密になる気がする。
by Cafe-persia
| 2008-02-01 11:27
| ペルシャングッズ
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