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2008年 01月 20日
イランの共同浴場の歴史は古い。当時の先端技術を駆使して十世紀につくられたイスファハンのシェイク・バハイ浴場は今は博物館として使用されている。一本のロウソクで室内を暖められるミステリーを解明しようと現代の国内外の科学者が調査を行った。天然ガスを使用したその仕組みは分ったものの、その火は二度とつかなくなってしまった。 十六世紀にできたケルマンのギャンジャリ・ハーン浴場は、当時から続く巨大なバザールの中にあり、天井やアーチ型の梁や柱のアラベスク模様のタイルがエレガントだ。 博物館となったもの、中にはチャイハネとして使われているものもあるが、社交場としての役割も持つ共同浴場は今も人々に愛され続けている。 天窓から差し込む光と美しいドーム型の天井、そしてその下にルンギ(腰巻)を巻いた人々、何枚もの干した赤いルンギがはためく様子などは昔から変わらぬ風景だ。
by Cafe-persia
| 2008-01-20 21:28
| イランの街角
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