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2013年 02月 16日
![]() 夜、おばあさんの部屋に行くと「さあ、おいで」と布団が開く。 僕が布団に滑り込んで、一呼吸すると、おばあさんは声をひそめて、詩うように話だす。 イエッキブッド イエッキナブッド。 ケイルアズコダ ヒチキャスナブッド。 誰かが、いたような、いなかったような。 誰もいなかったような、神様の他には。 この呪文のような言葉は、おはなしがはじまる合図、これを聞けば布団の中はすっかりおとぎの国の入口だ。 そして、物語の終わりにはいつもこの言葉でしめくくる。 お話はこれでおしまい。 けれどカラスは家に着いてない。 上に行ったらヨーグルト そしたら話はほんとのはなし。 下に行ったらヨーグルトジュース そしたら話はうそのはなし。 もし、はなしがハッピーエンドだったら、こうつづける、 「どうかおまえの望みもかないますように」 .
by Cafe-persia
| 2013-02-16 14:53
| ペルシャの詩 他
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