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2010年 12月 22日
イランの冬至の夜はシャベ ヤルダと呼ばれる特別な夜。 ペルシャ語で、シャベは「夜」ヤルダは「生まれる」という意味。さて何が生まれるかというと? そのルーツは古代ペルシャ、ゾロアスター教よりさらに古いミトラ教までさかのぼる。1年でいちばん長い夜とは、明日からは次第に昼間が長くなる日。人々は、「闇の支配」が終わり「光の勝利」を見届けるために日の出まで眠らず、ハーフェズやフェルドシーなどの詩を読んだり、昔話を聞いたりして過ごす。 太陽を象徴する赤い果物、ザクロやリンゴやスイカがテーブルを飾る。 かつては、糸杉も飾ったと言われる。 かつてのミトラ教の太陽神が「生まれる」「生まれ変わる」新しい幕開けの前夜がシャベヤルダ。 ミトラ教はその後各地に広まり多様な宗教に取り込まれてその形を変えていった。キリスト教はイエスキリストの誕生祭を冬至に祝うようになったと言われ、ミトラの神はやがて仏教に取り入れられ弥勒菩薩となったと言う。
by Cafe-persia
| 2010-12-22 22:22
| ペルシャの詩 他
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