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2010年 07月 06日
テヘランにお住まいの日本人の方に僕の変わりに食べて欲しいもの その2。
サンブセ Sambuseh (インドのサモサSamosa) 小麦粉生地でジャガイモなどの具を入れて揚げたスナック。インドの立体的な三角に対して、イランのは、フラットな三角で皮はパリパリ、中はジャガイモマサラ味。ソースはタマリンドウの甘酸っぱさに唐辛子などが加わったもの。インドのものとはまたひと味違う。いっしょにパコラ(野菜天ぷらのような)もよく売られている。 サンブセは、僕の子供の頃は南のアバダン周辺地域しかなかった。港町だから、インドの味が船で運ばれて来たのだとずっと思っていたら、もっと古いつづきの物語が隠されていた。 14世紀ペルシャの詩人は「煮えたぎる油で調理せずに、どうしておいしいサンブセと口づけできよう」と詩っている。と、いう事は?、、、そもそもサモサはペルシャの食べ物、サンブセは古いペルシャ語で三角形を意味するのだという。サンブセはインドに伝わり、「サモサ」となって広まった。20世紀初頭、ペルシャではすでに忘れさられた食べ物であったサンブセは、今度は逆にインドからアバダン周辺に伝わったのだとさ。
by Cafe-persia
| 2010-07-06 05:39
| イランの街角
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